何処かにお前が

TP-2248　東芝音楽工業　400円
A面　何処かにお前が　　
B面　手のテーマ
　
涙の中にそっと忍びこんできた　お前
すさんだ心に　愛をうずめて
そして消えちゃった
どこかにお前が　どこかにお前が

　1970年の1月に発売された欽ちゃんこと萩本欽一さんのシングル盤「何処かにお前が」です。欽ちゃん自身の作詞、小泉宏さんの作曲、川口真さんの編曲。同年に発売されてヒットした森本レオさんの「親父にさよなら」と同じような、語りにちょっとだけ歌の部分をくっつけた変則スタイル。欽ちゃんのあんまりお上手でないその歌も、お得意の語りがメインのこのスタイルなら全然気になりませんものね。おもいっきり感傷的な欽ちゃんの語りと味のある朴訥とした歌が理想的なバランスで程よく調和しております。

ルルルル朝も　ルルルル夜も　
ルルル探しても　ルルルルルいない　
ルルルルルルルルきっといつか。

B面はA面のカラオケ「手のテーマ」。