スペイス・サウンド・オブ・ザ・スプートニクス


1. 空の終列車
2. 宇宙人
B面
1. ムーン・ショット
2. 宇宙船でランデヴー
いやいや暑いですねぇ。真夏なので暑いのはこれあたりまえのことですが、暑い。日中に外を歩いているとドロッと溶け出して液体人間になってしまうくらいにtoo hotですわ。夜になってもまだ暑い。こんな暑い時には涼し気なサウンドのスプートニクスでも聴きましょうかね。「霧のカレリア」なんかもいいですが、夜ということで、今宵はひとつスプートニクスの宇宙サウンドを楽しむといたしませう。まずはA面1曲目「空の終列車」。「空」は「カラ」ではありませんよ、「ソラ」です。「からっぽの終列車」のほうがいっそう涼しい気分になれそうですが、原題は「Le Dernier Train de L'espace」で「宇宙の終列車」。そこで「宇宙」を「そら」と読み、表記をわかりやすく「空」に変えて「空の終列車」の邦題になった、のでしょう。途中でメジャーに転調するところがありますが、全体にはいつものロシア民謡風哀愁サウンドで、その雰囲気がなんとなく大瀧詠一さんのシベリア鉄道みたいです。A面2曲目は、透明感のある哀愁リード・ギターにジャンジャカジャンジャカいうリズム・ギターが美しく絡む「宇宙人」。原題は「Space Creature」。哀愁サウンドが聴けるのはA面の2曲だけなんであれですが、せっかくなのでレコードをひっくり返しましょうか。B面1曲目は「ムーン・ショット」。月に向けて発射!ですな。1分48秒で終わる短い曲。B面2曲目は、タカタッタドラムが面白い「宇宙船でランデヴー」。これまた短い1分55秒。
▲ by mokki_h | 2007-08-05 20:17 | ザ・スプートニクス | Comments(2)