黒い霧の街

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SAS-871 日本コロムビア 330円
A面 黒い霧の街  B面 つめたい鏡

あかいネッホォンにぃ〜照らぁされて〜
1967年の4月に発売された「黒い霧の街」。歌っているのは歌う ミス平凡へんてこりんな名前ですね、しかもわざわざ「歌う」がついてます。ミス花子なんていう芸名のひと(ミス花子は男のひとですわ)もいましたが、「ミス平凡」は芸名ではなくて仮名です。コロムビア全国歌謡コンクール(コロムビア・レコードと雑誌平凡のタイアップ)で優勝した男の人が「※ミスター平凡」、女の人は「ミス平凡」。というわけでこちらは昭和41年度の「ミス平凡」(本名は井手節子さん、のちの井手せつ子さん)のデビュー曲です。レコードには『歌うミス・ミスター平凡芸名募集』のハガキが同封されています。7円切手をお貼り下さい。
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※昭和39年の「ミスター平凡」は、翌年の昭和40年に松山まさるの名で「新宿駅から」で晴れて歌手デビュー、6枚のシングルをリリースするも、なかなかヒットせず、その後、一条英一→三谷謙と改名。しかしながら出すレコードは不発、昭和45年『全日本歌謡選手権』で見事10週連続勝ち抜き、昭和46年、4度目の改名で五木ひろしと名乗って「よこはま・たそがれ」でデビューし大ヒット。スターの座に。
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見開きジャケットの裏。鋭い視線。B面は甘美なハワイアン・スチールギターが心地よい「つめたい鏡」。
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by mokki_h | 2007-04-07 22:07 | 井手せつ子 | Comments(5)  

Commented by いちプロ at 2007-04-08 18:40 x
戦前には、ミス・コロンビアという覆面歌手がいました。松原操さんのことで、「19の春」などのヒット曲があります。何と言っても御主人となる(あるいはすでに夫婦だったか)霧島昇さんとデュエットした「旅の夜風」
が超有名です。松竹映画「愛染鬘」の主題歌です。

戦後にはコロンビアローズさんがいますねえ。
Commented by mokki_h at 2007-04-08 20:08
こんばんは、いちプロさん!
「花も嵐も〜踏み越え〜て〜」ですね。『愛染かつら』といいますと長内美那子さんが高石かつ枝を演じておられたお昼のTVドラマをなんとなくおぼえています。相手役は、たしか吉田なんとかいう俳優さんだったような、たぶんです。
Commented by いちプロ at 2007-04-08 23:07 x
ヤマカンですけど、吉田輝雄じゃないですか?
小津安二郎の「秋刀魚の味」(1962)で、若いサラリーマンを演じていましたよ。
Commented by いちプロ at 2007-04-08 23:19 x
調べました。やはり相手役は吉田輝雄さんです。1936年、大阪府高槻市生まれ、立命館大学卒業、小津監督の遺作である「秋刀魚の味」
ではOLの岩下志麻の兄の佐田啓二の会社の後輩の役でした。
二十年ほど前まではテレビドラマに出演されていましたが、
最近はどうされているのでしょうか?
Commented by mokki_h at 2007-04-08 23:37
あー、『秋刀魚の味』。そうです、そうです、吉田輝雄さん。男前のひとでしたね。ゴルフのクラブを「月賦でどうです?奥さん」って言って譲るひとです。最近はお見かけしませんが、以前は時代劇とかにも出ておられたような気がします。

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