勾玉

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 鈴鹿市考古博物館のお土産勾玉を作ってみようセットをいただきました。いとうれしきかな。セットの内容は、滑石と80番のサンドペーパー、1000番の耐水ペーパーに革製の紐。勾玉というと材料には翡翠とか瑪瑙なんかの所謂『玉髄』を使ったものが知られていますね。でも玉髄は値段も高いし、その上うんと硬いので加工するのもたいへんです。その点、滑石はいいです。石といっても硬度1〜1.5ですから、爪でギュっとやってもへこんだりします。チョークみたいな筆記道具にも使われているくらいですからね、やらかくて勾玉作りにはもってこいです。白っぽい色も品があってよろしい。この滑石に鉛筆か何かで作りたい勾玉の形を描いて、サンドペーパーの上でギュッギュギュッギュとやるわけですが、最初にあんまりはっきりした形を決めてしまうと往々にして上手くいきません。大雑把なほうがいいでしょうね。まずはカマボコ形をめざしてギュッギュギュッギュ。だいたいの形が出来てきたら、今度は穴です。ドリルがあれば楽チンですが、邪道です。縄文時代や古墳時代にはそんな便利なものはなかったわけですから、ここは能率が悪くても、手が痛くなってもトラディショナルな「竹串」でグリュグリュとやりましょう。なんとか穴をあけることが出来たら、今度は形を整える作業です。サンドパーパーで角を取って丸みをつけていきます。断面が四角形→八角形→十六角形となっていくように角を落としていきましょう。角が取れてきたら、指にサンドペーパーを巻きつけたり、手のひらの窪みでペーパーをU字状にしたりして、こすりつけるようにして丸みを出します。狭いところは細い棒か鉛筆などにペーパーを巻きつけてゴシゴシやるとよいでしょう。最後の仕上げは、耐水ペーパーを使って水に濡らしながら磨いていきます。ツルッツルのピッカピカになるまで磨き上げましょう。

b0100078_2137740.jpg 滑石で上手く勾玉が出来たら、次は大好きなラピスラズリで試してみようと思うております。ラピスも比較的やらかい石ですが、それでも硬度は5〜5.5あります。滑石のように簡単にはいかないでしょうが、美しい瑠璃色の勾玉は想像しただけでもなかなかなかなか魅力的でござりまする。
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by mokki_h | 2007-01-29 21:41 | 勾玉 | Comments(0)  

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