人気ブログランキング | 話題のタグを見る

太陽がいっぱい

太陽がいっぱい_b0100078_15232492.jpg

DP-1183 日本グラモフォン 370円
A面 映画「太陽がいっぱい」主題曲 太陽がいっぱい
B面 映画「撃墜王アフリカの星」主題曲 アフリカの星のボレロ
フィルム・シンフォニック・オーケストラ

1960年の夏を飾るフランス、ドイツの二大名画「太陽がいっぱい」「撃墜王アフリカの星」の主題曲をお贈りします。

★太陽がいっぱい
 フランス映画「太陽がいっぱい」は、「禁じられた遊び」「居酒屋」「海の牙」等数々の名画を演出したルネ・クレマンが、イギリスの女流作家パトリシア・ハイスミスの書いた小説「才人リプレイ君」(探偵文学賞受賞作品)を映画化したもので、美青年で小器用な才能なら何でも恵まれているが、悪のコンプレックスを内に秘めた恐るべきドライな若者トム・リプレイが、ナポリに近い一漁村、真夏の陽光がさんさんと降りそそぐ海上で、その親友を一突きに刺し殺し、一片の悔恨すらなく、悪徳の命ずるまゝに更に恐ろしい罪に突進してゆくという物語です。複雑な現代悪に生きる一つの青年像を、サスペンスに満ちたタッチで描いています。
 この映画のバック・ミュージックを担当しているのは、優れた映画音楽を次々と書いているイタリーの名手ニーノ・ロータです。この人の作品には「道」「ロンドンを北極を指す」「カビリアの夜」「戦争と平和」等の映画音楽がありますが、彼のセンスには日本人にアピールするものがあり、「道」の主題曲「ジェルソミナ」が、我が国で最高のヒットになったのは、記憶に新しいところです。今回の「太陽がいっぱい」の音楽も、ロータらしいリリシズムとペシミズムを込めた、まことに美しいスロー・ワルツで書かれたものであります。

★アフリカの星のボレロ
 映画「撃墜王アフリカの星」は、第二次大戦下の北アフリカ戦線で158機撃墜という輝かしい戦果を挙げ、「アフリカの星」の異名で呼ばれたドイツ空軍の若き空の英雄ハンス・ヨアヒム・マルセイユの壮烈な生涯を描いたドイツ映画です。この勇猛果敢だった軍人の心にも、青年らしい瑞々しい願いと悩み、そして戦争への疑いが渦巻いていた事を、この映画は鮮やかに描き出し、あの激しい日々に生きた若い世代のすべての像をシンボライズして、我々日本人にも限りない共感を呼びます。この映画の全篇に流れるテーマ音楽「アフリカの星のボレロ」は、深い感動を与えずにはおきません。
 ボレロ・リズムを刻むボンゴ・ソロのイントロに続いて、ギターが印象的でもの哀しいテーマを奏でます。弦楽器、ブラスと次第に加わって曲調は高潮し、クライマックスに達します。そして再びギター・ソロがテーマを再現しコーダとなります。


アラン ドロンの ふりなんかして 甘い言葉 ささやくけどぉ〜

by mokki_h | 2006-07-01 15:40 | サントラ

 

<< あなたのとりこ 輝く星座(アクエリアス) >>