リフレクションズ

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LR-1753 東芝音楽工業 370円
A面 リフレクションズ REFLECTIONS
B面 ウェスターン・ユニオン WESTERN UNION

ベンチャーズが放つ サイケデリック・サウンド

 ベンチャーズの最新LP、「これがサイケデリック・サウンド」からベンチャーズの新しいシングル盤をお届けしましょう。トゥイストが流行ればトゥイストを、スペイス・サウンドが人気を呼べばスペイス・サウンドを、ゴーゴーが流行ればゴーゴーを、サーフィンが流行すればサーフィン・ミュージックを、そして又日本で人気が出れば日本の曲を積極的にレコーディングするといったように、ベンチャーズは絶えずその時期に応じてファンが好むサウンドを取り上げるように努めているようです。ベンチャーズがデビュー以来7年間もの長い間人気を保っている原因はこんなところにもあるようです。     
 
 おととしの終り頃からアメリカで、幻覚剤LSDが大変に流行しているのを御存知のことと思いますが、このLSDを背景として生まれてきたのがサイケデリック・サウンドなのです。以前からある、ヘロイン等の麻薬とは異なってこのLSDが、どうしてこの様に広く普及されたか。まず第一に云えること、それは、ヘロイン等程強い中毒症状は持っていないらしいということ、それからこのLSDを飲んだことによって到達する世界が大変に美しい世界だと云われている点でしょう。LSDが普及するにつれて、LSDによってもたらされる幻の世界を音楽に表そうといったことが起こってきました。それがフリークアウト・サウンドであり、サイケデリック・サウンドなのです。サイケデリック・サウンドを名乗って出てきたのは、今年の初めにデビューしたニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジ出身のグループ、ブルース・マグースでした。しかしこのグループの前にあったカウント・ファイヴの「サイコティック・リアクション」とかヤードバーズの「幻の10年」等も同系統のサウンドと云えます。今ではこの系統のグループは、エレクトリック・プルーンズ、マザース・オブ・インベンション、ジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッド、ラヴ、それにイギリスのムーヴ、ピンク・フロイド等大変な数にのぼっています。ベンチャーズがこの流行に目をつけないはずはありません。彼等はまず「ギター・フリークアウト」(日本では「ベンチャーズ'67〜Guitar Freakout」というタイトルで発表された)というアルバムでこのサウンドを取り上げました。この中では、曲が1回終わったかと思うと同じ曲がもう1回くり返して出てくるとか、変わったアイデアが盛りこまれていました。そのベンチャーズがさらに深くサイケデリック・サウンドに取り組んだLP「これがサイケデリック・サウンド」から2曲をセレクトして作られたのがこのシングルなのです。今度のベンチャーズの日本公演で、このサイケデリック・サウンドがどう演奏されるか楽しみですネ。

★リフレクションズ ベンチャーズの4人が共作をしたサイケデリック・ナンバー。バックのオルガンが幻覚の世界を感じさせます。

★ウェスターン・ユニオン 電報の電信音を取り入れたこの曲は、ファイヴ・アメリカンズがアメリカで4月に大ヒットをさせた曲です。ビルボード・ホット100では、4月22日付で第5位まで上がりました。作詞作曲は、ラボン、エゼル、ダーリルのコンビの手になります。

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by mokki_h | 2006-06-06 20:20 | ベンチャーズ | Comments(2)  

Commented by 9630tk2 at 2006-06-08 21:32
こんばんは。レトロなジャケットがいいですね~!!!
Commented by mokki_h at 2006-06-08 21:59
ジャケットを眺めるのはとっても楽しいですね!

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