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ベートーベンをぶっ飛ばせ

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BLPA-3WF CBS・ソニーレコード 400円
A面 ベートーベンをぶっ飛ばせ ROLL OVER BEETHOVEN
B面 クロスローダー CROSSROADER

 ジャケットの中央に写っている巨漢のギター弾きは、人間山脈モンスター・ロシモフ改めアンドレ・ザ・ジャイアント、ではありません。フェリックス・パッパラルディさん率いるマウンテンの重量級ギタリスト、レスリー・ウェストさんです。このシングル盤はマウンテンの4枚目のアルバム「マウンテン・ライブ/悪の華」からのシングル・カットでb0100078_22123766.jpgA面の「ベートーベンをぶっ飛ばせ」は1971年7月ニューヨークはフィルモア・イーストにおける実況録音。ビートルズで有名なチャック・ベリーさん自作自演の代表的なR&Rを、ヘヴィーなアレンジで聞かせます。
 レスリー・ウェストさんのフレーズは、クリーム時代のクラプトンさん風でじつにかっこいいです。B面はクロスロードと似たタイトルの「クロスローダー」ですが、これはオリジナルのヘヴィー・ロックで、作曲がパッパラルディさん、作詞が奥さんのゲイル・コリンズさんです。レスリー・ウェストさんの粘っこいスライド・ギターを聴くことができます。



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by mokki_h | 2006-08-31 22:19 | マウンテン | Comments(2)  

レイラ

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7DX1188 ポリドールレコード 700円
 
 香坂みゆきさんの82年発売のシングル盤「レイラ」です。レイラの文字に素速く反応して「ひょっとしたらひょっとこ?」と期待させますが、クラプトンさんとは関係なさそうです。みゆきさんがよくのびる声で、レイラァァ〜!と叫ぶところが良いですね。

b0100078_2127115.jpg レイラといえば1977年10月2日に南箱根ホテルダイアモンドで行われた下田逸郎さんのライブを収録したアルバム『LOVE SONG IN THE NIGHT』では、名曲「私のレイラ」が新曲として歌われています。


くちもとで笑い さめた眼をしてさ
受話器おいたら 涙ぐむレイラ
 

夜の深さに溶けていきそうであります。

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by mokki_h | 2006-08-30 21:36 | 香坂みゆき | Comments(0)  

3年ぶりに来日決定!

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 エリック・クラプトンさんが3年ぶりに来日されるそうです。通算17回目のジャパン・ツアーということになるわけですが、「クラプトンさん来日決定」のニュースは、何度聞いても胸が高鳴りますね。今回のツアーでは嬉しいことに、デレク&ドミノスのナンバーが数多く期待できるらしいです。「テル・ザ・トゥルース」とか「恋は悲しきもの」なんかを演っていただけるのでしょうか?「ノーバディ・ノウズ・ユー〜」あたりも期待できそうです。大好きな「アイ・アム・ユアーズ」も聞きたいところですが、これは演らないんでしょうね。

b0100078_21291559.jpg 初めてクラプトンさんを見たのは1975年の2度目の来日公演、ツアー最終日の11月2日の日曜日、日本武道館でのコンサートでした。前座は久保田麻琴と夕焼け楽団(ウィリー&ハンド・ジャイヴを演ってました)。クラプトンさんは刑事コロンボ風のヨレヨレのレインコートを着て登場、手にしたギターはストラトでもなく、ファイアーバードでもなく、ES335でもなく、レスポールでもなくて、終始白いテレキャスターでした。バックは461の時のメンバーで、ギターにジョージ・テリーさん、ベースはカール・レイドルさん、ドラムがジェイミー・オルデイカーさん、端の方でよく見えなかったオルガンのディック・シムスさん、女性コーラスにイヴォンヌ・エリマンさんとマーシー・レヴィさんという顔ぶれでした。

b0100078_21373368.jpg 短いながらもドキドキするウォームアップの後、いきなりのオープニングは「レイラ」でした。手拍子がうるさくて辟易しますが、「アイ・ショット・ザ・シェリフ」「リトル・レイチェル」と続き、「ブルース・パワー」から「ストーミィ・マンデイ」へのメドレー、ゆっくりとしたテンポの「リトル・ウィング」(このリトル・ウィングが最高にかっこいいのです)そして「バッジ」から「恋は悲しきもの」、おしまいが「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」と、カセットのケースの裏に書いております。
 
 アディダスのスポーツバッグの底に忍ばせておいた、旺文社カセットLL用に使っていたコロムビアのカセット・レコーダーでこっそり録音したのは、あれは31年前のことであります。


75年武道館の想ひ出 ♪
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by mokki_h | 2006-08-29 22:12 | エリック・クラプトン | Comments(4)  

タイト・ロープ

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SFL-1754 フィリップスレコード・グループのシェルター・レコード 450円
A面 タイト・ロープ TIGHT ROPE  B面 マスカラード THIS MASQUERADE

 レオン・ラッセルさんの日本でのファースト・シングルです。「タイト・ロープ」とは綱渡りの綱のこと。「ア・ソング・フォー・ユー」も良いですが、この「タイト・ロープ」は一段と粘っこくてかっこいいです。72年発売。

b0100078_20434158.jpgI'm up on a tightwire  
one side's ice and one is fire

I'm up on the tightrope 
one side's hate and one is hope

but the top hat on my head is all you see
and the wire seems to be the only place for me

I'm up in the spotlight  
oh does it feel right



かっこいい歌には、やはりかっこよく韻が踏んでありますね。
ジョージ・ハリスンさん風の物憂げなスライド・ギターはドン・プレストンさん?それともジェシ・エド・デイヴィスさんでしょうか。

b0100078_2047304.jpgB面の「マスカラード」は、カーペンターズやジョージ・ベンソンのヒットで有名な「マスカレード」です。ボニー・ブラムレットとの共作「スーパースター」もカーペンターズのカヴァーが広く知られておりますね。「スーパースター」はボニーさんが歌っていましたが(グルーピーの女の子の歌を、レオンさんが歌うわけにはいかなかったのでしょうね。)「マスカラード」は、ちゃんとレオンさん自身の歌を聞くことができます。

※ ボニーさんの「スーパースター」の美しいギターのオブリは、クレジットにはありませんが、クラプトンさんが弾いているように聞こえます。二度めのステージが始まる前に、甘く澄みきった響きを奏でるギターを弾いているスーパースターというのは、クラプトンさんのことに違いないと勝手に決めつけました。

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by mokki_h | 2006-08-28 21:04 | レオン・ラッセル | Comments(4)  

MON AMOUR, JE VIENS DU BOUT DU MONDE

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2121 247 Polydor 
A面 MON AMOUR, JE VIENS DU BOUT DU MONDE
B面 FUGITIVE KIND

 1975年1月20日に、おフランスで発売されたジュリーことKenji Sawadaのシングル盤です。A面の「MON AMOUR, JE VIENS DU BOUT DU MONDE」はジョルジュ・コスタ/作曲、ジルベール・シヌエ/作詞の、魅惑のバラード。東洋からやってきた王子様ジュリーの甘い歌声は、パリジェンヌたちのハートをも捉えたことでしょう。フランスのヒット・チャートで4位にランクされたということです。75年5月21日に「巴里にひとり」のタイトルで日本盤も発売されています。

b0100078_17294847.jpgMon amour, sans perdre une seconde.
Ce pays que je ne connais pas,
Je veux le voir avec toi.
恋人よ、今すぐに
僕の知らない国を
君と一緒に見たい

Mon amour, je viens du bout du monde.
Dans tes bras va s'arreter ma ronde.
Toute ma vie moi je t'ai cherche,
Enfin je t'ai trouve.
恋人よ、ぼくは遠い国から来たんだ
僕の長い旅は終わって君の胸に辿りついた
生まれたときから君を探し求めていた
そしてやっと君に出遭えた


b0100078_17305950.jpgParis, la Seine, les quais, le ciel,
Je veux enfin tout voir.
On dit que la ville est plus belle
Pour ceux qui s'aiment dans le soir.
巴里、セーヌ、川辺、御空(みそら)
みんなみんな知りたい
この街はますます美しいという
恋する二人の夕べには


B面の「FUGITIVE KIND」はロンドンでレコーディングされたレゲエ調のナンバー。

*ジルベール・シヌエ氏 1947年エジプト生まれの作家。小さい頃にフランスに渡り、音楽大学で中世音楽を学んだりした後、テレビのシナリオライターとしても活躍されていたそうです。

ツッチャカツッチャカ ウーッ ハーッ ヒュギティヴ カ〜ィンド
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by mokki_h | 2006-08-27 17:41 | ザ・タイガース | Comments(0)  

ブルージンの子守唄

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DR1703 ポリドールレコード 500円
A面 ブルージンの子守唄 BLUE JEAN LULLUABY
B面 少年の魂 SOUL OF A BOY

 「ブルージンの子守唄」は、作詞は阿久悠さんですが、作曲が加藤和彦さん、瀬尾一三さんが編曲を担当しています。ショーケンも時代の流れでフォークしております。

もや〜もやしたなら くちづけしようよ〜 

メロディもバックの演奏もなんとなく拓郎さん風です。タイトルもそうなのですが、ブルージーンではなくてブルージンと歌っています。

ごわ〜ごわブルージン さわ〜ってごらんよ〜
ふたりで歌おうよ ブルージンのララ〜バイ
 
 
BLUE JEAN LULLUABYという英題がついていますから、「ブルージーン」のはずですが、なぜか「ブルージン」。同時期の拓郎さんの「加川良の手紙」には「ホワイトジーン」が出てきますが 

拝啓 僕はとても残念でした 
あの日 君がホワイトジーンでなかったことが〜
 

ホワイトジンとは歌っておりませんね。ホワイトジーンです。ジンは ジン ジン ジン ジン サントリージン のジンですものね。「ブルージン」は、阿久悠氏の要望だったのかもしれません。1972年7月1日発売。

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by mokki_h | 2006-08-26 21:09 | 萩原健一 | Comments(0)  

恋は桃色

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OF-17 キングベルウッドレコード 500円
A面 恋は桃色  B面 福は内 鬼は外

 「恋は桃色」は、全編に流れる駒沢裕城さんのスティール・ギターがじつに気持ちいい、細野晴臣さん作詞/作曲の、のんびりしたカントリー・ロックです。

ここがどこな〜のか どーでもいいことさ〜 

どーでもいいことですが、76年に小ヒットしたタニア・タッカーの「ハロー・ミスターサンシャイン」はメロディがちょっと似ておりますかね。「ハロー・ミスターサンシャイン」はムッシュかまやつの作曲です。

おまえの中で 雨が降れば 僕は傘を閉じて濡れていけるかな 
雨の香り この黴(かび)のくさみ 空はねずみ色 恋は桃色


B面の「福は内 鬼は外」はカリプソです。残暑厳しき折、トロピカルな気分で ハイレハイレモンカラ ウチノナカエッと一緒に歌ってしまいましょう。2番のハインナハインナモンカラ は、ハインナの「ン」を短く。

入れ入れ門から 家の中へ 入れ入れ門から 福の神 
入んな入んな門から 家の中へ 入んな入んな門から 福の神

1973年発売。

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by mokki_h | 2006-08-25 22:20 | はっぴいえんど | Comments(0)  

落葉のメロディー

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TO-2788 東芝音楽工業 500円
A面 落葉のメロディー  B面 女の子は淋しくても

ベンチに腰掛けて、ちょっと微笑んだ小林麻美さんがとっても可愛らしいです。ジャケット写真の雰囲気と「落葉のメロディー」のタイトルから、フォークっぽい曲調なのでは?と期待して針を落とすと、三善英史みたいな演歌チックなイントロが流れてきて、軽くため息。歌に入ると不安は少し解消されて普通の短調の歌謡曲になります。歌が下手くそやや音程が不安定なところは、かわいこちゃん歌手の常ですから、上手くなくても全然問題なし。フランソワーズ・アルディさん風の「女の子は淋しくても」のほうがジャケットのイメージに近いですね。いちどなら oui ゆるせたわ non おフランスの香りがちょっとだけ、します。1972年12月発売。


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by mokki_h | 2006-08-24 22:04 | 小林麻美 | Comments(2)  

一本道

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OF-2 ベルウッドレコード 400円
A面 一本道  B面 まちは裸ですわりこんでいる
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ふと後をふり返ると 
そこには夕焼けがありました
本当に何年ぶりのこと 
そこには夕焼けがありました


 1972年の4月25日に発売された友部正人さんのシングル盤「一本道」です。A面はセカンド・アルバム『にんじん』のA面4曲目とまったく同じテイク。B面の「まちは裸ですわりこんでいる」はファースト・アルバム『大阪へやってきた』のB面3曲目に入っているものと同じ曲なのですが、アルバムに収録されているのは、友部さんのアコースティック・ギターとハーモニカによる弾き語りバージョンで、こちらは細野晴臣さんのベースと松本隆さんのバタバタしたドラム、そして高田渡さんのフラットマンドリンを加えたバンドスタイルでの演奏です。友部さんの、ぶっきらぼうな調子なのに優しいしゃがれた声と、言葉を延ばしたり字余りにしてみたりするその歌い方は、まるでボブ・ディランが日本語で歌っているかのようです。僕は一人 喫茶店の二階〜のところや、あめ玉をくわえた 老人が一人 縁側で今日も 日なたぼっこのところなんかは、まさに日本のボブ・ディランここにあり、おぉーっ!とおもわず声を上げてしまうほどにかっこいいのです。お日様ももう〜の後に、左のチャンネルから高田渡さんのフラットマンドリンがトゥルトゥルゥッ〜と入ってくる瞬間は、不意にお化けか幽霊がヒュ〜っと出てきたみたいで、ちょっとこわ〜いです。

お日様ももう
先が長くないみたい
肩はこんなにも
あかさびだらけ
僕もそろそろ
腰をあげようか
ビスケットの匂いのする
フランスまで

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あゝ 中央線よ空を飛んで あの娘の胸に突き刺され〜
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by mokki_h | 2006-08-23 21:09 | 友部正人 | Comments(0)  

たまねぎ

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OF-11 キングベルウッドレコード 500円
A面 たまねぎ  白石ありす/作詞 山平和彦/作曲  
B面 どうやら私は街が好きらしい  白石ありす/作詞 山平和彦/作曲

 山平和彦さんの歌は、ちょっと素人っぽくて上手いのか下手なのかよくわからんかもしれませんが、その声がなんとなく『北の国から』の草太にいちゃんに似ていて、かっこいいのです。特にサ行の発音がいいですね、じつにかっこいい。やや危なっかしい歌い方も、これはこれでハートフルで味わい深いものです。作詞家の白石ありすさんが、いくつかの歌詞を吉田拓郎さんのところへ持って行ったところ、拓郎さんはその中の「伽草子」に曲をつけ、それで残りは誰か他の人にというわけで、ようするにそうゆうわけなのです。「たまねぎ」と「どうやら私は街が好きらしい」に山平さんが曲をつけたのは、そうすればそうなっていたのだからようするにそうなるためには、ああするよりなかったのに、ああしてしまったのです。ようするにそういうわけなのです。1973年7月10日発売。

b0100078_2384662.jpg私の住んでるところは 
お酒みたいに
私を楽しくもするけど
悲しさにぼけてきただけの  
ことかしら

それでも通りの向こうとこちらで
親しい人と挨拶交わせば
どうやら私は街が好きらしい



わかる ♪
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by mokki_h | 2006-08-22 23:19 | 山平和彦 | Comments(4)