カテゴリ:スティーヴィー・ウィンウッド( 2 )

 

オール・ライト

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b0100078_21353457.jpgDP 1686 
日本グラモフォン 400円

A面 オール・ライト
Well All Right

B面 歓喜の海
Sea Of Joy

 短命に終わった世紀のスーパー・グループブラインド・フェイスの1970年の4月か5月(あるいはひょっとして6月)に発売されたシングル盤「オール・ライト」です。リハーサル中に記念にちょっと一枚撮ってみました風のジャケット写真がいいですね。マイクを握った演歌歌手みたいなスティーヴィー様と、それを見てニヤニヤしているリック・グレッチさんの間に立て掛けてあるクラプトンさんの赤い335が素敵。クラプトンさんがスネアを叩くポーズで、ジンジャーじいさんがギターを抱えているのは、ちょっとしたジョークなのでしょうね。

スティーヴィー「さてと、ジャムばっかりやっててもでもあれだし、何か他にやってみない?」
ジンジャー「わしの作ったあれはどうよ、ドゥーワッチュライク ドゥワッチュライク ドンドンドコドコ」
エリック「(あ〜、またあれか、スパイ大作戦。あれはちょっといやだなぁ・・)あ、バディー・ホリーなんて、どう?バディー・ホリー。」
リック「賛成、賛成」
スティーヴィー「おっ、バディー・ホリー!僕もけっこう好き」
ジンジャー「ドコドコドンドン。わしゃ何でもいいぞよ、ドコドコドコドコドンドンドン」
エリック「(ふぅ〜。適当に言ってよかったわ)バディー・ホリーに決定ね。ほいで、どんなのにする?」
リック「Well All Rightなんてどう?」
スティーヴィー「ウェルオールラ〜イ、ウェルオールラ〜イ♪」
エリック「(あー、スティーヴィーはホント歌上手いなぁ、いいなぁ・・)チャーチャチャチャーチャチャチャーチャチャッチャッチャっと、イントロこんな感じでギター入りまーす!」
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by mokki_h | 2007-07-25 21:45 | スティーヴィー・ウィンウッド | Comments(6)  

愛しておくれ〜ギミー・サム・ラビング

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SFL-1091 日本ビクターのフィリップスレコード 370円
A面 愛しておくれ〜ギミー・サム・ラビング
B面 Fのブルース

テテテテテットン テテテテテットン 
ビャ〜ビャビャービャビャ〜
テテテテテットン テテテテテッ ヘイッ!


1967年の4月に発売されたザ・スペンサー・デイビス・グループのシングル盤「愛しておくれ〜ギミー・サム・ラビング」です。イントロのテーマに乗って、威勢のいいヘイッ!が発せられたあと、すぐに出てくるスティーヴィー・ウィンウッド様の声と歌いっぷり、すんごいですね。レイ・チャールズさんの高音部を増幅したような、圧倒的にソウルフルなその歌声は、何度聞いても本当に素晴らしい、もう素晴らしすぎる。真似したくても、到底真似できませんわね。このスティーヴィー様作詞・作曲の天下の名曲にしてR&Bの古典「ギミ・サム・ラヴィン」はブルース・ブラザースのカヴァーでも広く知られていますが、1983年9月20、21日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた『The Arms' Concert』でのエクスプローラーを手にしたクラプトンさんを従えたライブ・ヴァージョンもいいです。
 B面はインストゥルメンタル「Fのブルース」。速いテンポの4ビートのモダン・ジャズ・スタイルのスティーヴィー様作曲のブルース。ここでのジャズっぽいギター・ソロもスティーヴィー様が弾いているそうですが、恐ろしく上手いですわ。天才っていうのはすごいもんです。

 b0100078_21135425.jpgこれだけでは物足りない、いう時は、スペンサー・デイビス・グループの最高傑作アルバム『AUTUMN'66』(Fontana TL 5359)。歌もギターもかっこいいロッキン・ナンバー「Mean woman blues」、そうさ誰もがエルモア・ジェイムス「Dust my blues」、グリーンオニオンみたいなインストでこれまたギターがイカす「On the green light」などが入ったB面も楽しいですが、やはりスティーヴィー様の天下一品の歌声がじっくり聞けるA面がいいですね。アル・クーパーさんが『フィルモアの奇蹟』でやっていたグッとくる「愛の終わる日まで(Together 'til the end of time)」、オールマン兄弟が、オールマン・ブラザーズ・バンド結成前b0100078_23331761.jpgのアルバム『DUANE&GREG』(BOLD 33-301)でピアノのフレーズや演奏スタイルをまるっとコピーしていた(デュアンさんのアーシーでソウルフルなギターの味付けが、うー、たまりませんわ)ディープな「Nobody knows you when you're down and out」、R&Bの定番「男が女を愛する時(When a man loves a woman)」などで、白人のなかではこの世で最高の素晴らしいボーカルをたっぷりと楽しむことが出来ます。

The Arms' Concert
b0100078_21372667.jpg 多発性硬化症という難病に苦しんでいたロニー・レインさんが、自分と同じ病に苦しむ人々のためにARMS(多発性硬化症の研究機関)へのチャリティとして計画されたコンサート。ストーンズからチャーリー・ワッツさんとビル・ワイマンさん、それからクラプトンさん、ジェフ・ベック先生、ジミー・ペイジさんのヤードバーズ三人衆にスティーヴィー・ウィンウッド様、そしてクラプトンさんの片腕として来日公演でも長いこと活躍されたアンディ・フェアウェザーロウさん、人気者レイ・クーパーさんなどの豪華メンバーがロニーさんの趣旨に賛同してロイヤル・アルバート・ホールに集まったこの素晴らしいコンサートで、スティーヴィー様は自分のセットにおける「ロード・ランナー」「スロウダウン・サンダウン」「テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー」「ギミ・サム・ラヴィン」での充実のパフォーマンスの他、ボーカルなしのあっと驚くカラオケ版「天国の階段」を披露されたジミー・ペイジさんのセットでも「フーズ・ブレイム(殺ったのは誰だ)」「シティ・サイレン」の2曲でボーカルを、ベック先生自らボーカルを取る「ハイホー・シルバー・ライニング」では、その上手さと節回しのかっこよさゆえ目立ちすぎてしまうバックコーラスをと、大奮闘の活躍ぶりでありました。
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by mokki_h | 2007-07-24 22:20 | スティーヴィー・ウィンウッド | Comments(8)