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カテゴリ:楳図かずお( 2 )

 

黒いねこ面

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秋田書店 270円
黒いねこ面 P.5〜217  赤い服の少女 P.218〜241

b0100078_20212442.jpg楳図かずおさんの大長編怪奇コミックス黒いねこ面』です。暑い暑い夏の夜には、やっぱり怖〜い漫画が似合いますね。『黒いねこ面』は有名な『怪猫伝』を元にしたお話で、始めの50ページほどは、「竹庵、まちくたびれたぞ!ゴホンゴホン 今日もまた何かおもしろい話をせい」「まずはお薬を調合いたします」パラパラ「できたか。ふん、いつも苦いばかりで全然効き目がないわ!たまには効き目のある薬をつくれい」ゴホンゴホン ゴホン ジューッ「あっ」「と、殿っ!」「三太夫!この残りをそこの魚バチに入れてみい」ザーッ(ブクブク・・)「おのれっ竹庵 余に毒を盛ろうとしたなっ」「お待ち下さい!手違いです!薬を間違えましたっ」「いうなっ!誰に指図されたのじゃ!」ニャ〜ゴ「あっ。おのれっ、怪しいネコめ」ギャ〜ッ チリーン「おお!その鈴の音は・・クロ!」「ぬぬっ。おのれ竹庵、きさまがそのネコをはなったなっ。ええい、思い知れっ」バサッ「うっ」バタッ「ものども竹庵の妻子をひっとらえいっ!」と江戸時代のエピソードがあり、b0100078_20222177.jpgやがて時はながれ、コチコチコチ ボ〜ンボ〜ン「二時か・・おそい」ゴーッ ぴかっ バタン「生れたか」「は、はい。柴田先生・・じつは」「はっきりしろ、男か女かどっちだ」「ネコです・・」「なに!」バタン 「あっ」ニャ〜ゴ と続くわけですが、お話に出てくる赤ちゃんの名前が、大傑作『のろいの館』の主人公、赤ん坊少女「タマミちゃん」と同じく、またまた「たまみちゃん」なのですよ、これが。楳図さんは「たまみちゃん」いう名前が殊の外お気に入りだったんですね。
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by mokki_h | 2007-08-12 20:51 | 楳図かずお | Comments(6)  

まことちゃん

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SCS-338 日本コロムビア 500円
A面 まことちゃん  B面 ビチグソロック

さんかく しかく まる ばってん
さんかく しかく まる ぞうさん
はなですうもの なんれしょう


 ぞうさん!ざんねんれした、そうじきら。1977年3月に発売されたシングル盤「まことちゃん」です。作詞は楳図かずおさん、作曲はイルカさん、編曲は石川鷹彦さん。歌っているのは劇団若草所属の無名子役、野下まことくん、台詞は山口奈々さんですよ。
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 B面はサノバビッチなタイトルがイカす、とってもくだらないロックンロール調の冗談ソング「ビチグソロック」。作詞・作曲は楳図さん、編曲はの内山修さん。快調なテンポで気持ち良さそうに歌う楳図さんに華麗なバック・コーラスをつけているのは竹内まりこさん、竹内ゆりこさん、竹内えりこさんの三姉妹グループザ・チャープス

ビチグソロックで いちにち  きょうも ビチビチ
トンカチ ものさし バッチリ ぶたれる


b0100078_23142014.jpg ギャグ漫画の『まことちゃん』も面白かったのですが、やはり楳図かずおさんというと『黒いねこ面』や『まだらの恐怖』に代表される一連の恐怖漫画が忘れられません(短篇の『肉面』とか『半魚人』なんかもよかったです)。なかでも赤んぼう少女タマミちゃんが大活躍する『のろいの館』が、映画のようにダイナミックでドキドキするストーリー展開と、タマミちゃんの独特のキャラクターが最高に怖くて大好きでした。b0100078_20561712.jpg納涼シーズンになるとよくTVでやっていた『ザ・ガードマン』や『キイハンター』の[怪談シリーズ]と同じくらい怖かったですわ、タマミちゃん。
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by mokki_h | 2007-03-23 21:03 | 楳図かずお | Comments(10)