
ELEC-1 エレック 2300円

A-1. 祈り
A-2. メリーゴーランド
A-3. 落ちて行く時
A-4. 小さなお話
A-5. 愛と私
A-6. 虞美人草
B-1. 気付いた愛の重み
B-2. 帰りたい
B-3. 渡る世間は
B-4. ゆめの中で
B-5. その時恋が
B-6. 雨の音
1974年12月28日に共立講堂で行われた、
ケメこと佐藤公彦さんのリサイタルを収録した実況録音盤『
羊は山に』です。ジャケットのケメがいつになく男らしくてかっこいいですね。レコードに針を下ろすと、パチパチパチの拍手の中、オープニング「80日間世界一周」の夢見るようなタリ〜ララ〜タリ〜ララ〜♪が流れてきます。1曲目は力強いサウンドを聴かせる「
祈り」。シャキシャキしたエレキギターは柴山好正さん。
ぼくがへこたれた時 思い出してみるんだ。 2曲目はお客さんの手拍子もバッチリ決まった、待ってましたの「
メリーゴーランド」。はいっ、ではメリーゴーランドほんと行きますからね・・。やだったって行くんだからね。いいよ、ちゃんと、ちゃんとこうバッチリ合わせてよ、
レコードなんだからね〜。キンチョーしなくっちゃ。
タンタンターンタン タンタンターンタン
い[
C]つも くりかえ[
Em]す
う[
Am]そ のなか[
G7]で
ひと[
C]つだけ ゆめ[
Em]が
あ[
Am]り まし[
G7]た
[
Am]そのゆめは お[
Em]おきくもないけど
[
Am]できそおに[
Em]ない
3曲目はケメのハーモニカも快調なアップテンポの「
落ちて行く時」。
土曜の夜はシェリー片手に おまえの目を見て踊り狂うさ。ここまでは全部ケメの作詞・作曲。4曲目は青柳友子さん作詞、ケメ作曲の「
小さなお話」。途中のハーモニカ・ソロをトチって「ぶふふ、まちがえちゃったぁ〜」っていうところが好き。アコースティックギターのソロは、よしだよしこさん。
小さなお話 あなたと私の つなぎあってる 指先とおして おしゃべりしてる 今日の出来事。 5曲目は、おかどいくこさん作詞、ケメ作曲のなんとも可愛らしい「
愛と私」。ある日・・、ある日あなたが私に言ったわ。(オカマ!)オカマなんて言わなかったわ。(ふふははは)僕のことどれぐらい好き?私は両手をいっぱいに、そうオケラみたいに広げて言ったの。これぐらいよ!するとあなたは、指先でちっちゃなすき間を作って、そうあなたのチンポコみたいに・・(ひゃははははは)。
青い草で 絵の具を作ったら あなたは いすをこしらえて。6曲目は門谷憲二さん作詞、ケメ作曲のしっとりした「
虞美人草」。
それそれ その花 何の花 三軒茶屋の 別れ道。B面1曲目は、おかどいくこさん作詞、ケメ作曲の美しい美しいラブソング「
気付いた愛の重み」。
もう どうしようもないのよ あなたのそばに いたいだけ。 2曲目はケメの作詞・作曲「
帰りたい」。あの〜ほんと病気はね、病気は、やですよぉ。もーなんか「病気は千もあるが健康は一つしかない」っていうことでね、ほんとに健康のありがたさをつくづく知るんだけれど。でも何ていうかねぇ、不思議なもんでねぇ。あのぉ、オイラねぇ、あのぉガールフレンドすごいいっぱいいるんだけどね。でもねぇ、その病気になった時っつのはねぇ、絶対そのガールフレンドのことを思い出さないのね。絶対に母さんのこと思い出すんであってね(ざわざわ)イヤ、これはもう、ん、甘えん坊、そうマザ、マザコンとかね、なんか言ってるけどね、やっぱ、な、何と言われてもそうであってね、たとえばガールフレンドは何人でも作れるし、ひとりいなくなりゃまた作れるけど(わあ〜)そりゃそうよ。(わーわー)そのわりにモテないんだけどね。(女たらし!)ぶふ、おんなったらし、てめ言い過ぎだぞ、オイ。いつも誠意を持って付き合うんだもん。え〜しかし、とにかくでもそのぉ、母さんっつのは一人しかいなくて。そのスペアとかいうのを次から次へととっかえるわけにはいかないのね。そいでねぇ、不思議にねぇ、病気になった時っつのはね、え〜母さんがこー、そばについてくれててねぇ、えーそう、頭に冷えたタオルをね、えーのっけかえてくれるっての、もうなんかそれだけでこう、気分が落ち着くんですね。不思議なんだ・・。
かえりたい あのふるさとに かすかな煙の流れる あのふるさとに。 3曲目もケメの作詞・作曲。なかなかにワイルドなケメのボーカルが聴ける「
渡る世間は」。
いやな奴らに牙をむく そんな生き方じゃ 渡る世間は鬼ばかり。4曲目は青柳友子さん作詞、ケメ作曲の軽快なナンバー「
ゆめの中で」。
夢の中であなたに会って 抱きしめてみたかった このうでに。5曲目も青柳友子さん作詞、ケメ作曲のノリノリ・ロッキン・ナンバー「
その時恋が」。
雨ふり雨だれ水たまり びしょぬれしょぼぬれ 迷い犬。ラストはケメの作詞、作曲によるかっこいいバラード「
雨の音」。
別れたくは なかったんだよ 五年も大事にしていたものを 君がこわしさえしなければ 君がこわしさえしなければ。