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プレイ・ザ・ブルーズ

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P-8266 ワーナー・パイオニア 2300円

A面
1. かしこい男 A Man Of Many Words
2. マイ・ベイビー・シー・レフト・ミー My Baby She Left Me
3. a. 家へおいでよ Come On In This House
  b. ハヴ・マーシー・ベイビー Have Mercy Baby
4. T・ボーン・シャッフル T-Bone Shuffle
5. 哀れな男 A Poor Man's Plea

B面
1. メッシン・ウィズ・ザ・キッド Messin' With The Kid
2. ジス・オールド・フール This Old Fool
3. 私は知らない I Don't Know
4. バッド・ウィスキー Bad Bad Whisky
5. ハニー・ドリッパー Honeydripper 

 (ヒロプトンさんがエリック・クラプトンさんとバディ・ガイさんの共演盤を紹介されていたので、おぉこれは!と、さっそく真似してみました。)1972年の9月に発売されたシカゴ・ブルース界きっての仲良しコンビバディ・ガイさんとジュニア・ウェルズさんの連名アルバム『プレイ・ザ・ブルーズ』です。A-1は、バディさんの歌で、ボビー・ウィットロックさんを除いたドミノスのメンバーがバックを務める「かしこい男」。クラプトンさんのリズムギター、カール・レイドルさんのベース、ジム・ゴードンさんのドラムスにドクター・ジョンさんのピアノが加わっておりますよ。A-2はウェルズさんの歌うブギ・ナンバー「マイ・ベイビー・シー・レフト・ミー」。ここからのバックは、リロイ・スチュワートさんのベース、ルーズベルト・ショウさんのドラムス、A.C.リードさんのテナー・サックスに、マイク・アトレイさんのキーボード。A-3もウェルズさんの歌で「家へおいでよ」から「ハヴ・マーシー・ベイビー」へと続くスロー・ブルース・メドレー。曲の変わり目に急にアップテンポになってまたスローに戻るところがいいんですわ。A-4はバディさんの歌うT・ボーン・ウォーカーさんの「T・ボーン・シャッフル」。テキサス・スタイルのバディさんのギターがかっこいい☆A-5はハウリン・ウルフさんみたいなドスのきいたウェルズさんの歌が聞ける「哀れな男」。ハープももちろんバッチリきまってますぜ!B-1は、ロリー・ギャラガーさんもカヴァーしていたウェルズさんの十八番「メッシン・ウィズ・ザ・キッド」。ターンターンターンタン タラララランと。B-2のハイヒール・スニーカーズみたいなテッテッテッテッテッテットテテ「ジス・オールド・フール」とB-5のバディさんのテキサス・スタイルのかっこいいギターが楽しめるインスト「ハニー・ドリッパー」はJ・ガイルズ・バンドとの共演で、ジュニア・ウェルズさんは不参加。そう、聞こえてくるブルースハープはマジック・ディックさんですよ。B-3はウェルズさんの歌で「私は知らない」。ディスタイム ベイービッいうところがなーんか面白いです。B-4はクラプトンさんの渋くて控え目なボトルネックがキラリと光る、トボけた味の「バッド・ウィスキー」。バーッド バーッド ウィスキー♪

B-2、B-5を除く全曲が1970年10月、マイアミのクリテリア(クライテリアと発音したほうがいいらしいですが、クリテリアのほうが馴染み深いですわ)・スタジオでの録音。B-2、B-5は1972年4月、ボストンのインターメディア・スタジオでの録音。
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by mokki_h | 2008-06-16 22:02 | エリック・クラプトン  

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