東京流れもの
A面 東京流れもの
B面 放浪
流れ流れて 東京を
そぞろ歩きは 軟派でも
心にゃ硬派の 血が通う
1965年の8月に発売された竹越ひろ子さんの大ヒットシングル「東京流れもの」です。作詞は永井ひろしさん、作曲者不詳、採譜ならびに編曲は桜田誠一さん。パワフル度満点のジャケット写真の、そのイメージ通りの竹越さんの迫力&伸びのある歌いっぷりがいいですね。流し時代の藤圭子さんが、この雰囲気と歌い回しをきっとお手本にされたであろうと何の確証もなく勝手に想像しておるわけですが、大ヒットした「圭子の夢は夜ひらく」のB面で聴くことのできる、圭子さん版の「東京流れもの」も竹越さんに負けないくらい凄みがあってかっこいいですわぁ☆(こういうのはあれですね、サン・ハウスおじさんとロバート・ジョンソンさんの「プリーチン・ブルース」を聴き比べるような、そう「ほほほう」いう趣きがあります、はい。)
姓は誰々 名は誰と ひとり自分にきるタンカ
笑いなさるな極道の こんな俺にも 意地がある
あぁ東京流れもの
by mokki_h | 2008-02-19 21:11 | 竹越ひろ子