花・太陽・雨
DR 1610 日本グラモフォン 400円
A面 花・太陽・雨 B面 やすらぎを求めて
PYGの1971年4月10日発売のファースト・シングル「花・太陽・雨」です。イントロのゴ〜ンゴ〜ンと鳴る鐘の音がジョンの「マザー」みたいでいいですね。作曲は井上堯之さん、作詞は岸部修三さん。アルバム『PYG!』のB面1曲目に収録されている「花・太陽・雨」は、ジュリーのリード・ヴォーカルに美しいバック・コーラスが付き、大野克夫さんのエレピの音が大きく、堯之さんのギターは歪んでいないクリーンなトーンで弾かれていて、全体にソフトな印象でしたが、こちらのシングルは、ロック度の高い別バージョンで、ジュリーとショーケンのツイン・リード・ヴォーカル(ジュリーのほうが目立っていますが)と、高音を強調した、より強力なコーラスワークを聴くことが出来ます。尭之さんのギターもいかにもロックらしいディストーション・サウンドで、演奏のテンポも若干速く、アルバムでの演奏時間は5分8秒でしたが、シングルは4分35秒で終ります。
とってもかっこいい「花・太陽・雨」をさっそくちょっとだけ真似してみましょう。最初のゴーンゴーンは、Emを押さえてブリッジのへんの4〜6弦あたりを手のひらでスナップを利かせてビターン ビターンと叩いてやると、なんとなくそれ風に聞こえる、かもしれませんが、強く叩きすぎてギターを壊してしまうのも悔しいので、あんまりやらんほうがいいでしょう。ジャーンジャーンジャーンジャーンジャーンジャーンツカッカジャカジャンいうストロークでEmよろCmaj7こびのとBmき Cのフォームで人さし指を離しただけのCmaj7のモヤっとした響きがなんともかっこいいですね。わらえないひともEm→Cmaj7→Bm
次のいろのない はな このせかいはAm→Gはるのおとずれのない わたしのはCmaj7→Bm→Am。(Bm→AmはBmジャンガラッAmラーと弾きましょう) そしてこのEmせい→Gしゅん→Aにーとい→Cか→B7け→Emるです。Em→G→Aと1音ずつ上がっていくところからロックの匂いがしてきます。
by mokki_h | 2007-02-26 21:39 | PYG