3年ぶりに来日決定!
初めてクラプトンさんを見たのは1975年の2度目の来日公演、ツアー最終日の11月2日の日曜日、日本武道館でのコンサートでした。前座は久保田麻琴と夕焼け楽団(ウィリー&ハンド・ジャイヴを演ってました)。クラプトンさんは刑事コロンボ風のヨレヨレのレインコートを着て登場、手にしたギターはストラトでもなく、ファイアーバードでもなく、ES335でもなく、レスポールでもなくて、終始白いテレキャスターでした。バックは461の時のメンバーで、ギターにジョージ・テリーさん、ベースはカール・レイドルさん、ドラムがジェイミー・オルデイカーさん、端の方でよく見えなかったオルガンのディック・シムスさん、女性コーラスにイヴォンヌ・エリマンさんとマーシー・レヴィさんという顔ぶれでした。
短いながらもドキドキするウォームアップの後、いきなりのオープニングは「レイラ」でした。手拍子がうるさくて辟易しますが、「アイ・ショット・ザ・シェリフ」「リトル・レイチェル」と続き、「ブルース・パワー」から「ストーミィ・マンデイ」へのメドレー、ゆっくりとしたテンポの「リトル・ウィング」(このリトル・ウィングが最高にかっこいいのです)そして「バッジ」から「恋は悲しきもの」、おしまいが「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」と、カセットのケースの裏に書いております。
アディダスのスポーツバッグの底に忍ばせておいた、旺文社カセットLL用に使っていたコロムビアのカセット・レコーダーでこっそり録音したのは、あれは31年前のことであります。
75年武道館の想ひ出 ♪
by mokki_h | 2006-08-29 22:12 | エリック・クラプトン