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新初恋

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新初恋_b0100078_14124966.jpgSONA 86011 CBS・ソニー 370円 

A面 新初恋  
B面 星のたて琴

教科書片手にキスをした
逢ったその日にキスをした
なぜっておいらにきくのかい
海がとっても青いから
 
 
 酒井和歌子様のシングル盤「大都会の恋人たち」で仲良くデュエットしておられた清潔感溢れる好青年=江夏圭介さんの単独デビューシングル「新初恋」どえす。新初恋_b0100078_1413279.jpgあたまのところから最後までボーカルがずぅっとひとりコーラスというかひとりユニゾンで終始するのがなんともヘンな感じ。こういったカントリー風味の朴訥とした雰囲気の曲には小細工なしの素直なストレート投球のほうが絶対似合っているように思えますゾ。まぁ、終わってしまったことをあれこれ言っても今さらどーしようもこーしようもありませんわな、これ。作詞は寺山修司さん、作曲は白野隆一さん、編曲は森岡賢一郎さん。そうそう、歌詞カードのタイトルのところだけ「新」と「初恋」の間に中黒が入った「新・初恋」の表記になっておりますが、社会派映画のオープニング風のかっこいい見開きジャケットのタイトルも、その裏の寺山さん自筆の歌詞(詩)の題名も、それからレーベル面もすべて中黒なしの「新初恋」なので、これが正式なタイトルである、そうであーると勝手に認定いたしますよ。和歌子様とのお仕事から約半年後の1968年10月の発売。B面は、水野礼子さんの作詞、白野隆一さんの作曲、森岡賢一郎さんの編曲によるとってもロマンチックなナンバー「星のたて琴」。

あのひとの淋しそな 肩に星が降る
幸福を祈ってる 僕の星が降る
さよならは 君のためだよと
夜空の星が光ってる
新初恋_b0100078_1414686.jpg

by mokki_h | 2009-11-07 14:17 | 酒井和歌子  

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