夕陽の恋人
A面 夕陽の恋人 B面 恋を飾ろう
さよなら さよなら さよならしたら
夕陽色した 君の長い髪
ゆれていたね ゆれていたね 泣きだしそうに
1969年の4月5日に発売された、森田健作さんの初々しいデビュー・シングル「夕陽の恋人」ですよ。青春スターの先輩、舟木一夫さんや西郷輝彦さんを彷彿とさせる、トラディショナルなタイプの哀愁の青春歌謡で、石井志都子さんの作詞、おおやまたかしさんの作曲、竹村次郎さんの編曲。
新人のホープ森田健作がRCAレコードから歌謡界にデビューしました。映画界では幸運なスタートをきり、「夕月」に続いて「恋の季節」に出演したことはよく知られていますが、そのフレッシュな演技は未来の大器として好評をよんでいます。マスコミからも期待される新人として、新聞・雑誌にとり上げられるだけでなく、その演技・歌と、今後の活躍が注目されています。
さてこの「夕陽の恋人」「恋を飾ろう」は、青春歌謡に新風を吹きこむものとして、関係者の注目を浴びています。若々しい男っぽさのなかに甘さの残る声と、素直なフィーリングがあと味のよいこのレコードは、近頃低迷状態の青春歌謡をリードするものとして期待されます。
(豪華見開きジャケットの内側にある解説文から勝手に転載)
【すいせんのことば】
お正月に「新人の森田健作です」とあいさつされた時、男らしさと可愛らしさが同居した人と、ほほえましく思っていました。その後、たまたまサツエイ所の私の部屋でくつろいでいたら、廊下を歩きながら鼻歌を歌っている声を聞いて、「あの人誰?」と聞いたらそれが健作ちゃんでした。その時の歌い方がとてもフレッシュクリームだったのをおぼえています。その健作ちゃんがレコードを出すと聞いて、きっと新鮮な明るい歌を聞かせて頂けるんじゃないかと楽しみにしています。
松竹 岩下志麻
B面は、中山桜子さんの作詞、竹村次郎さんの作・編曲による、これまたじつに素晴らしい青春歌謡「恋を飾ろう」。ランランララララ ラララ シャラ シャラ☆
毎日歩く この道に
今夜は星が ふりそそぐ
夜が 夜が 夜が この恋を
すてきに飾ってくれるのさ
by mokki_h | 2009-06-20 13:49 | 森田健作