怪傑黒頭巾
A面 ワッパ人生 B面 怪傑黒頭巾
暗いジャングル 密林も ひるまず進め 突撃だ
行きつもどりつ くり返す 黒く輝くその姿
正義の味方 黒頭巾 ぼくらの味方 怪傑黒頭巾
1976年の2月25日に発売されたつボイノリオ先生のシングル盤「怪傑黒頭巾」ですよ。レーベル面の表示では、桐島重石さんの作詞、野々卓也さんの作曲によるタクシーの運転手さんの悲哀を歌った軽妙な「ワッパ人生」がいちおうA面で、ここのところ人気沸騰中の大注目曲「怪傑黒頭巾」がB面になっていますが、本官さんもパパと一緒に御登場のジャケット(吹き出しの「死にたいほど幸せな日本の春ですナ」が辛辣で面白いです)ではどちらのタイトルも同じ大きさで並べて書いてあるので、ここは両A面扱いということにしてしまいましょう、はいそうしましょう。さて、全部で四番まであるその歌の、一番と二番の間(=イ)、二番と三番の間(=ロ)、三番と四番の間(=ハ)、アウトロにそれぞれ、つボイさんの語りが挿入されているわけですが、歌詞カードにあるのは歌の部分だけで、語りは一切載っておりませぬ。
(イ)
ワーハッハッハッハハハ ワーハッハッハッハハ
わーたしの名は「怪傑黒頭巾」、悪者ども かかってこい。
そーらゼリー光線だっ! そーれー、イボイボキックだー!
(ロ)
なお、ただいま入りましたニュースによりますと、怪傑黒頭巾の正体は横丁の電器屋さん「近藤無線」のご主人、近藤武蔵さんと判明しました。しかしまあ、近藤武蔵さん。正体を隠してるところなんざ、ニクいねぇ。
近藤武蔵、憎い 近藤武蔵憎い
(ハ)
まぁしかし、ここだけの話ですけどもねぇ。近藤さんという人は大変毛深い人でありまして、とくにまぁ胸毛がすごいのなんのって。だから時々ね、胸毛をむしっては投げ捨ててるんだそうです、はい。
近藤、胸毛捨てる 近藤胸毛捨てる
by mokki_h | 2009-04-04 08:20 | つボイノリオ